私たちはエネルギーを主軸とする視察セミナーを             中央ヨーロッパで提供しています。

ウェビナーシリーズ開催のご案内 ~ 9月24日/28日/10月1日

9月末/10月始に、MITのメンバー3人で、3回のオンラインセミナーを開催します。

みなさまのご参加をお待ちしております!

 

【MITエナジービジョン ウェビナーシリーズ ー  持続可能な社会の実現へ】(計3回)

 

2020年9月24日(木) 20:00-21:30  村上 敦

Vol.1  ドイツのエコタウンと気候中立のために必要なインフラ

案内&お申込みhttps://mit-energy-vision-ecotown.peatix.com

 

開発時の配慮によって、中で暮らす人に我慢を強いたり、生活水準を犠牲にしたりすることなくCO2の排出を半減しているエコタウンの事例を紹介。その住宅地インフラに、この先、何が加わると2050年の気候中立を実現できるのか、ドイツにおける構想をじっくり解説します。

・ドイツ・フライブルク市におけるヴォーバン住宅地を事例に、エコタウンとはどのようなものかを解説

・遅くとも2050年には実現されなければならない気候中立を支える技術、セクターカップリングとは?

・住宅地における再エネによる地域エネルギー供給

・住宅の省エネ性能はどの程度必要?

・マイカーほぼなしで機能する都市交通。道路を車のための空間から、人間のための空間に!

 

 

2020年9月29日(火) 20:00-21:30  滝川 薫

Vol.2 ビオホテルから考える持続可能な観光業 - 100%オーガニック+カーボンニュートラルへ

案内&お申込みhttps://mit-energy-vision-biohotel.peatix.com

 

ビオホテルとは持続可能な観光業を目指して、100%オーガニックの食とエネルギー・資源マネジメントに取り組むホテルのこと。欧州で最も信ぴょう性とブランド力の高いホテルの環境認証です。「エネルギー大転換」と「食・農の大転換」に挑むビオホテルの魅力や背景を紹介します。

・ビオホテルとは何か? ~ 歴史、基準、組織

・持続可能な観光業と衣食住のモデル

・カーボンニュートラル時代のホテル業 ~ エコ建築、省エネ、再エネ

・ビオホテルの事例~都市型、休暇型、農業型など

・ビオホテルの背景~オーガニック市場の傾向、農の大転換

 

 

2020年10月1日(木) 20:00-21:30  池田 憲昭

Vol.3 木質バイオマスエネルギーは持続可能なソリューションになるか?

案内&お申込みhttps://mit-energy-vision-holzenergie.peatix.com

 

再生可能エネルギーの一つとして欧州でも日本でも需要が伸びている木質バイオマスエネルギー。欧州での過去の失敗や現状の課題や問題を冷静に直視して、森林大国日本での現実的で持続可能な木質エネルギーのソリューションの是非を探ります。

・木資源というケーキをサステイナブルに多様に切り分ける -エネルギー材の取り分は?

・経済的な木材利用の要「輸送ロジスティック」-日本におけるソリューションは?

・熱利用メイン、発電はおまけ -技術的な課題、問題

・薪のロマン主義と都市空気汚染

・木質バイオマスエネルギーはCO2ニュートラル?

 

開催案内: MIT中欧視察セミナー 「エネルギー自立と再生可能エネルギーの最新傾向」 2020 年11月1日~7日  ⇒ 2021年に延期となりました

※ 下記の視察は2021年春頃に延期となりました。具体的な日取りは後日に発表致します

ミット・エナジー・ヴィジョンでは2020年11月に、下記の募集型視察・セミナーを催行します。

 

期間 2020年11月1日~7日 
費用 2600ユーロ(現地集合・現地解散、シングル6泊) 
応募締切 最大人数に達し次第、2020年9月10日 まで

 

メインテーマ「エネルギー自立と再生可能エネルギーの最新傾向」

今年のテーマは、地域におけるエネルギー大転換や再生可能エネルギー利用の最新傾向の事例訪問です。欧州地域における持続可能な開発(SDGs)についても、多様な側面から体験できる視察プログラムになっています。参加をご希望の方は弊社にメールでご一報ください。

プログラム概要

11月1日(日)チューリッヒ空港・到着日

11月2日(月)シンゲン市、市民エネルギー企業ソーラーコンプレックス

11月3日(火)バーゼル市、都市部における太陽光発電利用の最新例

11月4日(水)黒い森地方のシュタットヴェルケと持続可能な木資源利用

11月5日(木)フライブルクのまちづくり、ドイツのエネルギー政策

11月6日(金)太陽光発電事業者から見た自家消費ビジネス、総括

11 月7日(土)チューリッヒ空港へ移動、解散

 

具体的なプログラムの詳細は以下からダウンロードください。

MIT中欧セミナー2020 11月 開催案内.pdf
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エネルギー自立村のヴィルポーツリート
エネルギー自立村のヴィルポーツリート

MIT Energy Vision 欧州視察セミナーのイメージビデオ

「進化するエネルギービジネス―100%再生可能へ! ポストFIT時代のドイツ」を出版しました!

これまでMITでは、ドイツをはじめとする欧州の再エネ推進の状況について、「欧州のエネルギー自立地域」「ドイツの市民エネルギー企業」という2冊の共著を執筆してきました。

この春に「100%再生可能へ!」シリーズ三部作の集大成ともいえる新著が出版されましたのでお知らせします。FITという助走が終わったあとの新しい再エネビジネスを中心に、MIT3名に加えて、2名の豪華な専門家を加えた共著となっています。

タイトル:「進化するエネルギービジネス―100%再生可能へ! ポストFIT時代のドイツ」

出版社:新農林社
著者:村上敦、滝川薫、西村建佑、梶村良太郎、池田憲昭
ISBN-13:978-4880280950

内容:

ポストFIT時代に突入した、「ビジネスとしての欧州再エネ」の新側面に迫る!自然と調和する持続可能な発電設備のデベロップメントから、自家消費、直売、VPP、系統の柔軟化、デジタル化、セクターカップリングまで。欧州在住ジャーナリストがエネルギー自立の進化を現場からレポート。分散型エネルギー社会実装によって変容するエネルギービジネスはどこへ向かうのか

現在、AMAZONおよびに新農林社のオンラインショップ等でご購入頂くことができます。


論文「都市エネルギー公社の新設と再公有化」の日本語訳が公開されました

ミット・エナジー・ヴィジョンでは、ドイツのヴッパータール研究所が発刊した「都市エネルギー公社の新設と再公有化」という90ページ弱のレポートの日本語版翻訳を行いました。下記リンクからダウンロードして読むことができます。拡散を歓迎します。

【レポートのダウンロードリンク(ページ右端から)】

「都市エネルギー公社の新設と再公有化」

著:クルト・ベルロ、オリヴァー・ワーグナー
日本語版序文:ラウパッハ・スミヤ ヨーク
発行:ヴッパータール研究所
翻訳:ミット・エナジー・ヴィジョン(滝川・池田・村上・西村)
スポンサー:ソーラーコンプレックス社

(レポートの紹介)

この数年、ドイツでは自治体によるエネルギー公社の新設や、それに伴う地域の送配電網の再公有化・買い戻しというトレンドが見られています。このレポートでは、そういったトレンドの現状と背景を分析し、また自治体がエネルギー供給を行う公社や配電網を所有することによって、どのような目的を達成することができ、そこにはどのようなチャンスとリスクが存在するのかを調査しています。

本レポートの日本語翻訳は、ドイツの市民エネルギー企業であるソーラーコンプレックス社の依頼により実現されました。同社およびミット・エナジー・ヴィジョンでは、このレポートが日本での専門的な議論や、自治体による都市公社の新設に貢献することを願っています。

欧州の電力事業における透明性の確保

欧州では、電力取引は市場で行われ、インサイダー取引を防止するため、様々なリアルタイムの情報サイトが誕生しています。

同時に、再生可能エネルギーの発電量が増加しているため、それらの発電量を示す有意義な予測やリアルタイム&過去の統計情報に市民がアクセスできるようになっています。

そんな事例を取りまとめて以下に紹介しておきます。

  1. ドイツ・ライプチヒの電力取引市場EEX、およびフランス・パリのスポット電力取引市場EPEXにおける透明性確保のためのリアルタイムの発電量と予測発電量のサイト
    ドイツ・オーストリアの発電状況
    http://www.transparency.eex.com/
    フランスの発電状況
    http://clients.rte-france.com/
  2.  ドイツでは、増え続ける再生可能エネルギー電力をどのように系統に受け入れるのか、研究者が自由に資料として活用できるように、フラウンホーファー研究所ISEによって、上記の透明性確保のための15分毎の電力取引市場に上がってくる情報と各種の高圧系統事業者などからの情報を融合させ、以下のような素晴らしい統計サイトが提供されています。
    https://www.energy-charts.de/
  3.  ちなみにデンマークの取り組みでは、発電所からの発電量、主要なウィンドパークからの発電量、そして系統でどのように電力が流れているのかを、図に表して、市民に情報提供しています。
    https://www.energinet.dk/
  4.  そして水力発電で賢く稼ぐスイスでは、以下のHP上の右下にリアルタイムの系統利用情報が掲載されています(当然、ドイツでも、どこでも、高圧系統利用者は、リアルタイムで接続点の情報を後悔しています)。ちょっと見えにくいですが、スイス地形の図を数分見ていると、数字が変更されるのに気が付きます。
    http://www.swissgrid.ch/

これらの取り組み、いろんな国ではじまっています。

日本でも各電力事業者間の系統連系や、ある一定規模以上の発電所の出力変動がリアルタイムでWEB上に表示されるようになる、そんな日が来るのでしょうか?